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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2009年07月23日

ブレインティーザー①回答編

今回は7月14日に挙げたブレインティーザー①の回答編をあげます。

前回の記事http://shukatsuinfo.tsukuba.ch/e43875.html
見ながら回答編をご覧下さい。

今回の問題は「短い時間の中で、いかに情報をまとめるか」
ということが焦点の問題でした。
実はこの解き方、グループディスカッションで威力を発揮する解き方でもあります。

こういう場合、マトリックスを用いると便利です。

マトリックスというのは「行」と「列」で情報をまとめることです。
そして今回の場合、役職と名前を一致させるには情報の「比較」
が大事ですのでステップとしては
①何を比較するか探す
②マトリックスをつくる
③条件で絞込み
といった流れが有効です。

例えば、今回の例題の場合さらっと情報を読むと
役職者は6人いて「趣味」の話と「身長」の話が多いことに気づきます。
なのでこれをもとにマトリックスを作ります。
最初に記載されている情報から役職と趣味を埋めます。

名前 役職 趣味    身長
    会長 野球観戦
    社長 ゴルフ
    専務
    部長 バスケ
    課長 ゴルフ
    係長 ゴルフ

すると「後藤さんは、釣りが趣味だよ。」という情報から
残る専務が後藤さん、趣味が釣りとなります。

名前 役職 趣味    身長
    会長 野球観戦
    社長 ゴルフ
後藤 専務 釣り
    部長 バスケ
    課長 ゴルフ
    係長 ゴルフ

また「市川さんの趣味の野球」という情報もありますので
会長さんが市川さんとなります。

名前 役職 趣味    身長
市川 会長 野球観戦
    社長 ゴルフ
後藤 専務 釣り
    部長 バスケ
    課長 ゴルフ
    係長 ゴルフ

次に身長の情報を組み込みます。
身長の情報ですぐ決まるのはまず「係長は2番目に背が高い人だよ。」という情報。そして「佐藤さんは出場する6人のうち、一番背の高い人だよ。」と「部長は趣味がバスケで、高校からずっとやっていたそうだよ。だから身長が飛びぬけて高いんだ。」という情報。ここから佐藤さん=部長=バスケが趣味=身長が最も高い
ということが分かります。

名前 役職 趣味    身長
市川 会長 野球観戦
    社長 ゴルフ
後藤 専務 釣り
佐藤 部長 バスケ   1番高い
    課長 ゴルフ
    係長 ゴルフ   2番

更に「田中さんは後藤さんのいとこなんだよ。」と「専務と課長は同じくらいの身長だよ。親戚だからかなぁ。
から後藤専務といとこ=田中課長であり、2人は同じくらいの身長と分かります。
更に「佐藤さん、丸山さん、市川さんは6人の中では背が高いほうだよ。」「出場する6人のうち、一番背の低い人が橋本さんだよ。
という情報から2人の身長が同立4位と分かります。

名前 役職 趣味    身長
市川 会長 野球観戦
    社長 ゴルフ
後藤 専務 釣り     4番
佐藤 部長 バスケ   1番高い
田中 課長 ゴルフ   4番
    係長 ゴルフ   2番

そして「佐藤さん、丸山さん、市川さんは6人の中では背が高いほうだよ。」という情報からこれらが身長上位3人であり、未だ名前の出ていない丸山さんが身長2番、市川さんが3番であると分かり、社長が6番だと分かります。

名前 役職 趣味    身長
市川 会長 野球観戦 3番
    社長 ゴルフ   6番
後藤 専務 釣り     4番
佐藤 部長 バスケ   1番高い
田中 課長 ゴルフ   4番
丸山  係長 ゴルフ  2番

そして最後にまだ名前の出ていない橋本さんを社長に据え、

名前 役職 趣味    身長
市川 会長 野球観戦 3番
橋本 社長 ゴルフ   6番
後藤 専務 釣り     4番
佐藤 部長 バスケ   1番高い
田中 課長 ゴルフ   4番
丸山 係長 ゴルフ   2番

情報を確認すると「出場する6人のうち、一番背の低い人が橋本さんだよ。」で情報の辻褄があったので、これが答となります。  


Posted by satoru at 12:10Comments(2)ケース対策

2009年07月21日

面白そうなインターン2011情報[9]

インターンシップ2011情報[9]

メーカー大手日立の技術系インターンシップ。テーマ毎に参加募集をしているので自分の興味のある分野でインターンできるのが魅力。研究者を目指す人も一度は企業の技術職を見てみるとよいかも。

詳細は日立のHPをご参照下さい。
https://www5.hitachi.co.jp/intern/st  


2009年07月21日

面白そうなインターン2011情報[8]

インターンシップ2011情報[8]

今年はグラミン銀行インターンシップに応募殺到&選考終了のようですが、銀行といえば三菱東京UFJも忘れては行けません。ぜひとも銀行という仕事にこの夏触れてみて下さい。

詳細は三菱東京UFJ銀行のHPをご参照下さい。
http://www.mypage.bk.mufg.jp/internship/top.html  


2009年07月20日

面白そうなインターン2011情報[7]

インターンシップ2011情報[7]

広告大手でまだ申し込める、ADKのインターンシップ。広告業界は選考に結構インターン参加が大事です。ぜひ一度参加して業界の情報や業務内容を把握しましょう。

詳細はADKのHPをご参照下さい。
http://www.adk.jp/recruit/internship.html  


2009年07月20日

面白そうなインターン2011情報[6]

インターンシップ2011情報[6]

フジテレビのアナウンサー1日無料体験講座。アナウンサーを本気で志望するなら、一度は仕事を体験してみるべし!1日なので予定も拘束されないし、オススメ。

詳細はフジテレビHPをご参照下さい。
http://wwwz.fujitv.co.jp/school/ana/index.html  


2009年07月20日

面白そうなインターン2011情報[5]

インターンシップ2011情報[5]

携帯ポータルサイト最大手モバゲータウンを運営するDeNAのインターン。筑波大学の先輩もこのインターンを通じてDeNAに内定し趣味人倶楽部という事業の中核として頑張っていらっしゃいます。日本からGoogleを超える世界企業をつくりたいという熱い志のある方、ぜひご参加下さい。社長さんに会うだけでもDeNAに関わる価値ありです。

詳細はDeNAのHPをご参照下さい。
http://www.dena.jp/recruit/intern.html  


2009年07月19日

面白そうなインターン2011情報[4]

インターンシップ2011情報[4]

経済出版社ダイアモンド社のインターン。今まで社長という人種や社会人に会ったことない筑波大生はここに参加して、思いっきりその世界に浸ってみると良いと思います。レベルアップと人脈の広がりは保障できます。他大学の学生を蹴散らして、ぜひインターン参加を決めて下さい。

詳細はCYBRiDGE社のアットインターンシップHPをご参照下さい。
http://www.at-internship.com/job/dfc/dfcstaff/  


2009年07月18日

TEAMおしげ設立

先日ご紹介した
「筑波大生のためのキャリアビルディングセミナー」を
主催した筑波大学教育学類3年の重原さんが
就活生同士で就活イベント作ろう!ということで
「TEAMおしげ」を作られました。

これから「就活生視点」でセミナーを開催していくみたいなので
情報交換もかねて、筑波大学の就活生はどしどし参加するべし!
http://teamoshige.blog99.fc2.com/  


2009年07月16日

面白そうなインターン2011情報[3]

インターンシップ2011情報[3]

伊藤忠商事のインターン。商社という得体の知れない業種を理解するために、ぜひ一度参加して欲しいインターンシップ。都内の学生を蹴散らしてインターン合格を勝ち取りましょう。

詳細は伊藤忠商事HPをご参照下さい。
http://www.itochu.co.jp/saiyo/student2010/01/internship_2009/index.html  


2009年07月15日

面白そうなインターンシップ2011情報[2]

インターンシップ2011情報[2]

自身も昨年参加した外資戦略コンサルティング会社A.T.カーニーの1dayインターンシップ。
ロジカルシンキングとは何か、コンサルって何か。知りたい人や刺激を受けたい人はぜひ参加を。


詳細はA.T.カーニーHPをご参照下さい。
http://www.atkearney.co.jp/recruit/campus_news_domestic.html  


2009年07月15日

面白そうなインターンシップ2011情報[1]

今回は2011年の就活生の夏休みを鮮やかに彩る
インターンシップのうち、個人的に面白そうだなぁ
と思ったものをご紹介!
リクナビ等の大手サイトでは手に入らない情報まで
紹介できれば、と思います。

これらの情報が色んな学生さんの、特に筑波大生の
戦う戦士へ変わる契機になれば幸いです★

インターンシップ2011情報[1]
知り合いの知り合いが2009年に起業した会社で
本格的なインターン生募集(しかも給料支給)

つくばでぬくぬく育った人も、ここでがつがつ仕事したら
都内の学生なんか目じゃないくらい、屈強な戦士になることは間違いないです。

就活を、ある程度勝ち抜くのではなく、ボロ勝ちしたい方だけ
応募してみて下さい。(以下転載)

--------------------
(株)ギブリー
サマーインターンのお知らせ

フリーペーパーの営業/企画/制作を行う学生募集!


こんにちは!株式会社ギブリー採用担当の山川です。
現在、弊社は夏休みにサマーインターンシップを行う学生を募集しております。

ギブリーは、2009年の4月に立ちあがったばかりの草創期のベンチャー企業。
学生マーケティング事業とインターネットマーケティング事業を展開しており、
フリーペーパーの制作から、ナショナルクライアント様の商品やイベントのプロモーション、企業の新卒採用支援など、多岐に渡り展開しております。

今回のインターンでは、学生の方に、ひとつ事業をお任せします。

どんな事業かというと・・・、
専門学校に通う学生向けのフリーペーパー事業。
さらに、その後はWebサイトやモバイルサイトの立ち上げも企画しています。

弊社は全国唯一、学生向けフリーペーパーのレップ事業を展開しており、
学生向けの媒体制作ノウハウが充実しています。


■弊社の考えるインターンシップ
弊社では、インターン生を「労働力」ではなく「戦力」と定義しております。
体験型インターンではなく、超実践型インターンです。

★インターンシップとアルバイトは違う。
100という仕事に対し、100というパフォーマンスを求められるのはアルバイト。
インターンシップでは120のパフォーマンスが求められます。
当然のごとく、一般的に優秀と言われる人材は後者。
自分の頭で考え、行動できる方、もしくはそういった能力を身につけたい方には、
インターンシップがお勧めです。

★インターンシップにも色々ある。
インターンシップという単語が、一般的になって2、3年が経つと思います。
今では大手企業で就職活動の前に、数日行うものもインターンと呼ばれています。
弊社では、インターン生を期間限定の正社員と捉え、草創期の弊社を一緒に創って頂ける方を募集しています。
そのため、学年などは一切問いません。
現在弊社でインターンをしている学生は、2年生と4年生が中心です。
そして皆、確実に実績を積み、顔つきが変わる程成長しています。


■具体的な仕事内容

営業・・・新規事業であるフリーペーパーの広告営業です。新規開拓営業はビジネスの最先端。ベンチャー企業である弊社にとって、最も重要な仕事が営業です。その一端を担って頂くということは、弊社にとっての主力メンバーになるということです。最も成長を感じられる職種でもあります。

企画・・・・フリーペーパー事業の企画、マーケティングを行ってもらいます。学生向けの媒体になるため、インターン生の意見は事業において大変貴重な声と考えています。共に世の中に爪痕を残す価値を企画しませんか?



【期間】8月1日~10月10日迄
【募集人員】5名
【勤務頻度】週3日程度~フルタイムが望ましいです。(応相談)
【説明会】7月27日、28日の土日で調整中
【勤務時間】8:00~18:00(応相談)
【対象】大学、学年、学部、性別問わず。大学生、大学院生全てが対象。
【活動支援金】勤務頻度によって異なりますが、月給50,000円~。
ただし、営業職のインターンについては、派手な成果報酬があります。
交通費支給。
【求める人材像】
* ギブリーの企業理念に賛同できる方
* ギブリー自体の成長に、当事者意識を持てる方
* 自発的な行動力のある方
* 自己成長を楽しめる方
* 営業力、人間力をつけたい方
* フリーペーパー制作に興味のある方


【コーポレートサイト】http://givery.co.jp
【エントリー】recruit@givery.co.jp
03-5452-3091(株式会社ギブリー採用担当:山川)
上記までご連絡ください。
追ってこちらより折り返しのご連絡を致します。   


2009年07月14日

ブレインティーザー①

今回は最初のケース問題を紹介します。
形式としてはブレインティーザーを出題します。


[ブレインティーザー]はビジネスにおいて、というより
もっと基本的な*論理力や*発想力を試す形式の問題です。

ブレインティーザー①:制限時間15分
-----------------------------
あなたはA株式会社の社員です。今度得意先のB社の社員とゴルフコンペをすることになりました。
「得意先のB社の社員と仲良くなる良い機会だ!」と思った私は、A社の様々な先輩に、
「ゴルフコンペに出場するB社の社員の方々はどういう人となりなのか」ということを聞いたところ
以下のような答が返ってきました。

・今回のコンペは社長の趣味で開催されたんだ。
・田中さんは後藤さんのいとこなんだよ。
・係長はゴルフが趣味だよ。
・会長は野球観戦が趣味だよ。
・出場する6人のうち、一番背の低い人が橋本さんだよ。
・佐藤さんは出場する6人のうち、一番背の高い人だよ。
・出場する6人のうち、ゴルフが趣味の人は3人いるよ。
・一番上手いのは市川さんだよ。
・後藤さんは、釣りが趣味だよ。
・丸山さんは市川さんと話せるように、市川さんの趣味の野球の勉強を始めたらしいよ。
・係長は2番目に背が高い人だよ。
・佐藤さん、丸山さん、市川さんは6人の中では背が高いほうだよ。
・後藤さんの妹さんは部長の奥さんと同じ大学出身らしいよ。
・課長と係長は趣味があうから、よく話しているみたいだね。
・部長は趣味がバスケで、高校からずっとやっていたそうだよ。だから身長が飛びぬけて高いんだ。
・専務と課長は同じくらいの身長だよ。親戚だからかなぁ。


ゴルフコンペ当日の朝、上記のメモを確認しましたが
どの人がどの役職の人なのかが全然分からないことに気づきました。
そそうのないように、役職と名前を一致させましょう。
しかし電車には乗り遅れられないので
家を出るまでの15分で考えましょう。
-------------------------------------------
もし15分以内に答をだせた方いたら、コメントに答をお願いします。
回答例
・・・
○○部長
○○係長
・・・
など  


Posted by satoru at 22:00Comments(2)ケース対策

2009年07月13日

ケース(ロジカルシンキング)対策について

自分は最初外資の戦略コンサルティング業界を受けていたので
ケースインタビューの対策はかなりしました。

多くの就活生の方は「ケース?」といった感じで
初めて聞く単語だとおもいますが、
これはビジネスの一部分の状況で
あなたがどのようにして判断するか、
ということを問う問題のことです。

詳しくはマーク・コゼンティーノ氏が書いている
戦略コンサルティング・ファームの面接試験という
本を読んでいただくことをオススメします。

例えば問題の例を挙げると
「あなたはモスバーガーの経営陣にアドバイスをすることになりました。
モスバーガーの経営陣はこれから先10年の間に、マクドナルドを追い越し
日本市場でハンバーガーチェーンNo.1の座につきたいと考えています。
あなたなら、どういったアドバイスを送りますか?」
みたいな問題。

「ケース」はこれまでの学生生活で経験してきたものは全く違うので
初めて聞く人は「そんなのどうやって考えるんだよ!」
と悩んでしまうと思います。

しかし、「ケース」には一定の手順を踏み、ロジカルな分析をして
ちょっとした想像力を働かせることで、ある程度立派な答を出すことが可能です。
状況把握→課題の発見→アイディア出し→まとめ
といった手順です。

まず今回のケースでは、応えるために圧倒的に情報が足りません。
「ハンバーガー市場ってどうなってるの?」
「マックとモスはどれくらい差があるの?」
「それぞれの戦略はどうなってるの?」
「それぞれの強み、弱みってなんなの?」
いっぱい知りたい情報があるはずです。
これをまずは面接官に率直に聞いてしまいましょう。
もし仕事現場に出たら自分で調べましょう。

するとある程度の情報を面接官がくれます。
今回は株式会社富士経済のネット上に落ちていた(https://www.fuji-keizai.co.jp/market/07058.htmlから引用)
市場調査結果をもとに答を考えていきます。
---
[ハンバーガー市場]
6,205億円(2006年)→6,545億円(2007年見込) 105.5%(前年比)

市場の70%以上を「マクドナルド」が占めており、「モスバーガー」、「ロッテリア」と続く。100店以上出店しているのは上位3チェーンと「ファーストキッチン」、「フレッシュネスバーガー」、「ドムドムハンバーガー」を加えた6チェーンで、1,000店以上出店しているのは上位2チェーンのみである。特に「マクドナルド」は「モスバーガー」の2.7倍近い約3,800店を出店している。2006年は、「マクドナルド」の好調で市場が拡大した。“100円マック”を拡充・強化したこと、“サラダマック”、“マックフルーリー”など周辺商材が好調であったこと、24時間営業店舗を拡大したことなどにより過去最高の売上高を達成している。

2007年も、「マクドナルド」は1月に日商記録を更新、全店ベースでも1月から5ヶ月連続して各月売上を更新するなど、引き続き好調である。「モスバーガー」も4月にハンバーガーの食材を全面的に見直し、売上が上向いており、他チェーンも立地やニーズに対応した展開を行なっている。また、ロッテとリヴァンプが共同で設立したバーガーキング・ジャパンが「バーガーキング」を6月から展開しており、2007年のハンバーガー市場は前年比5.5%増の6,545億円に達すると見られる。

---

ここから分かることは
ハンバーガー市場:少子化による縮小傾向があったが、マクドナルドの大々的なキャンペーン等による話題づくりで近年は拡大傾向にある。
マクドナルド:業界1位で市場の70%を独占。低価格帯商品や、サイドメニューが充実し、業務時間が長い。近年大々的なキャンペーンを展開し話題づくりを行っている。
モスバーガー:業界2位でマクドナルドの1/3程度の規模。高品質商品の提供を行っている。
といったことである。

次に課題を把握する。これには何個か方法がありますが
①1個目は業界TOPの会社と比較して(Benchmarkといいます)劣っている部分を分析・補強する方法です。
この視点でいうと、モスは低価格帯商品やサイドメニューが充実していない。業務時間が短い、広告が弱いといった課題が浮かび上がります。
②2個目は業界全体の課題を探ります。例えば、ハンバーガー市場は若年層を中心とした顧客を持っていますが、一方で高齢者層の顧客は少ない現状にあります。つまり高齢者層に対するアプローチが足りないという課題が浮かび上がります。
③3個目は他業界を参考にして課題を探ります。例えば牛丼チェーン最大手だった吉野家を、すき家が近年店舗数で上回ったのは「ファミリー席」を設置したことで家族客が大量に流れ込んだことが要因だといわれています。また、飲み屋チェーンの業界で三光マーケティングフーズが業界内でのポジションを確立したのは居酒屋の概念に「個室」というスペースを設けたことが理由として挙げられます。つまり、現在の店舗内スペースの使い方にも改善の余地がある可能性があるというわけです。
その他にも多数の課題(利益向上、コスト削減などなど)を考えることは出来ますが、紙面の関係上今回はこの3つに絞ります。

次に、これらの課題を解決するための施策を考えます。
例えば①に対しては低価格商品を開発し、サイドメニューを充実させ、業務時間を延長する。大々的な広告戦略を打ち出すなどが考えられます。
②に対しては高齢者向けのメニュー開発と広告の展開が考えられます。
③に対しては、集団でハンバーガー食べながら話したりまったりできるスペースの設置や、パソコン使ったり漫画読みながらハンバーガーを食べられるスペースの設置等が考えられます。


こういった施策に対して最後に数字的な予測をつければ、ある程度
形のある提案となります。
例えば②に関して施策を実行した場合、
現在60歳以上の人口(0-約80歳で1億2千万人の1/4)2500万人のうち1%が
年に3回(約1000円)モスバーガーを利用していた(売上は約2.5億円)として
この施策を実施することで2500万人のうち3%が年に6回(約2,000円)利用することになると
(売上は約15億円)になり12億円の増収となります。
等と数字的な裏づけをつけていくと提案の価値が増します

更に言えば、マックとモスの売り上げの差をきちんと埋められるまで
この数値を積み上げ、それを10年間でどういった形で実現していくか
まで答えられたら回答として十分なものになります。

以上で「ケース」について、ちょっと知って頂くことは出来ましたでしょうか?
ケースは当初コンサルの試験でばかり使われていましたが
ビジネス場面で、社員がどのように考えるかを調べる指標として
今や多くの会社で試験に採用されています。
グループディスカッションでは、複数人でケースを解くものが多いです。

なので夏のこの時期、ケースに慣れておくことが結構
ロジカルシンキングの能力を高め、内定を手繰り寄せる一つの手段になると思います。
※サークル等でも応用すると、鬼のようにサークルの運営を向上できます。

今後もいくつかケース問題をオリジナルで作成しますので
頭の体操と思って解いてみて下さい。(制限時間つき)
国内有力コンサルの内定を1社だけ頂いた私の回答例なので
これを超える内容が外資コンサルや国内トップファームに受かるレベルです。
ぜひ、挑戦してみて下さい。  


Posted by satoru at 12:00Comments(0)ケース対策

2009年07月11日

自己分析その3-シートを使ったもの+α

今回は自己分析のオーソドックスらしい方法を紹介します。
世間の就活生は、筆記テストも自己分析も市販のテキストを
使って対策しているそうで、自己分析も自己分析シート
使っている方が多いそうです。
なので必要な方はこういう本を立ち読むなり、購入すると
良いと思います。

しかし、基本的に自己分析は本を使わずとも
「理由を考える」ことの連続と「それを書き留める」作業が出来れば
ある程度できるはずです。

理由を考えるというのは例えばこういうことです。
Aさんは「海外で仕事をする」ことを実現したいとします。

*では、なぜ「海外で仕事をしたい」のでしょうか?
<国内ではできないこと>をしたいからですよね。

*それは「どういった仕事」でしょうか?
「外国語を使う仕事」だったり
「外国人とコミュニケーションを取る仕事」だったり
「全く違った文化に触れる仕事」だったり
「国内ではさほど発展していない事業」だったりします。

*ではなんで、そういう仕事がしたいのでしょうか?
「色んな人の価値観を知りたい」からだったり
「国内では発展していないその事業に魅力を感じる」からだったりしますよね。

*じゃあ、なんでそういうことをしたかったり、感じたりするのでしょう?
「自分自身をもっと知るために、人の価値観を参考にしたい」からだったり
「その事業をすることで大きく成長したい」からだったりします。

*なぜ自分を知りたいのでしょう?なぜ大きく成長したいのでしょう?
自分自身の中に、もっともっと成長して「なりたい自分になりたい」けど
自分自身が何になりたいのか、まだ分かっていなくて
それを知りたいという気持ちがあるからです。

こんな感じでwhy?をいくつも重ねていくと
「なりたい自分」とか「成長」という言葉が出始めます。
ここらまで掘れると、ある程度自分の理論が体系付けられます。

今までのwhyの答を逆から辿ってみると、自分のロジック
見えてくるのです。

①私は「なりたい自分像」を探している。しかし今までの生活の中では
それのキッカケを得られなかった。
②だから、今までになかった経験をして、価値観を広げたい。
③価値観を広げる上で、全く違った文化に飛び込みたいと思った。
今までの自分が触れたことのない土地で、知らない仕事に触れた時
自分の価値観は広がると思う。
④「全く違った」という点では海外が一番適当な環境である。
海外で仕事をすることで、私は多くの刺激や背景の大きく違う友人を得ることができるだろう。
⑤だから私はこういう分野の仕事をしたい。そしてこのチャンスを得られる環境として
最適な環境がB社だった

という形です。
ビジネス的な用語でいうと
①がmission(あなたの行動を突き動かす気持ち、あなたが長い期間をかけて成し遂げる仕事)
ここでは自分探しになります。
②、③はvision(missionを達成するためにあなたがどういう状況になっていればいいか)
ここでは様々な文化に触れ、価値観が広がっている自分をイメージします。
④、⑤はvalue(あなたがmission, visionを達成するために、どのような手段を用いるか。自分自身の価値観によって大きく左右される部分)
ここではB社に勤務し、海外で刺激的な仕事をすること、となります。

このロジックがあなた自身納得できなければ、きっとwhyの問いかけが足りないということになります。
あなた自身が自分のロジックを納得しても、それが相手に伝わっていなければ、それは表現力(プレゼンテーションスキル等)が足りないということになります。
相手に伝わっても、それが相手の共感を得られなければ、それは社会的に賛同してもらえない(つまり仲間を得られない)ことであり、会社以外の場面で実現することであることを示しています。

自分の今やりたいこと、仕事にしたいことを何個か考えてwhyを繰り返して
ロジックが出来たら、友達に見せてみてください。そしてフィードバックを貰いましょう。
分かりづらいことはないか?納得できないところはないか?
論理の飛躍はないか?などを確認してもらいましょう。

ちなみに、こういうロジックをつくり上げる過程や結果は
紙に書きましょう

これは「見える化」という作業で、自分の考えていることを
より深く理解するために必要な作業です。  


Posted by satoru at 10:00Comments(0)自己分析について

2009年07月09日

【報告】筑波大生のためのキャリアビルディングセミナー

先日お伝えした就活イベント
筑波大生のためのキャリアビルディングセミナー
~人事のカリスマに聞く、成長する就活とは?!~


の報告です。

【セミナー】
17:00~セミナー開始 参加者28名(内、講師1名、スタッフ3名)
参加者の属性:学部2年生、3年生、修士1年生がメイン

■成瀬さん自己紹介

■人材コンサルとは
■参加者ニーズの把握:となりの人とペアになって「何を聞きたいか」話す。2分間

出てきたニーズ
①成瀬さんを知りたい!
②企業がどんな人を求めているか知りたい!
③採用活動って何をしているか知りたい!
④夏休みをどうすごすべきか知りたい!
⑤就職の裏側(採用で重視している点など)を知りたい!
⑥大学院生を企業はどう見ているか知りたい!

■①成瀬さんについて
大学3年生当時は部活ばかりをして、就活を考えていなかった。
箱根駅伝に出たい!それが目標だった。
自分の練習もさることながら、部活に『人事部』なるものを
つくり、有力な高校生ランナーに手紙を出したりしていた。
しかし、駅伝でまさかの予選落ち。
腐っていたが・・・いつのまにか、起業家に漠然と憧れるようになる。(テレビの影響?)
体育をしている自分と、なりたい自分の辻褄が合わない気がした。
でも、就活って何か分からない。仕事って何か分からない。

だから仕事している人に会おうと決意。
経営者の本を読んでは、「会いたい!」と思う人に
連絡をとってみる。すると10人に1人くらいが会ってくれた。
アブノーマルだけどシンプルな就活で仕事を選んだ。

■③採用って何をしているのか?
上記はアブノーマルな就活で、一般的な就活は
ナビサイトに登録→説明会参加→ES・筆記→面接→内定みたいな流れ。
でもこれって、本当に企業が欲しい人材を取れるの?

実は企業側も人材をどうやってとるか悩んでいる。
日本全国に登録されている企業は実は260万社ある。
しかし、その中で新卒採用にお金を出しているのは
2万社。更にナビを使っているのは約9千社。
ナビを使う理由は、そのシステムをリクルートが作って
成功したから。

広告費を費やせば人が取れると思い、企業は金を出し
広告が溢れる世の中になった。

でもこういう新卒市場って本当に企業の姿を
学生に伝えているの?

広告は企業の実態からはずれることも出来る。
学生はイメージ(広告費)に依存するから、
過大な広告、過大な表現などを行う。

だから、お金のある大企業が続いていく会社
だとは思わないほうが良い。確率は小さい企業より高いけれど。
会社の規模でなく、企業を見たときの学生の直感のほうが
企業選びの上では大事。

※ちなみに、新卒市場の広告費は1人採用するのに60万円かけるのが相場。
理系の院生を取る場合は100万円。しかし、そんなにかけても約4割が新卒3年以内に辞める。

■②企業はどんな人を求めているか?
これは会社によって違う。求める人物像が違うから。
しかし共通していることは、その人材が会社に入って成長してくれる人材で
その結果会社が成長することである。

しかし、実際に行われている採用は違う。
人事には今年採用する『人数』が伝えられており
それを埋めるための数合わせが存在する。

人事の評価も10人会社に貢献する人材を取るよりも
20人辞めるかもしれない人材を取ったほうが評価される。
(営業と同じような数字主義)

■⑤就活の裏側について(どこを見ている?)
参加者同士でペアを作り、相手を見て相手の自己PRを考え発表する。1分間
じつはちょっと当たっていることが多い。
なぜ印象だけで、人を見ることができるの?

企業が学生を選ぶ選び方は、学生のことをきちんと見ているわけではないことが多い。
人事は完璧ではない。
人事が見ているのは学生の話している内容ではなく、態度や印象だったりする。
『55:38:7』
これは第一印象における情報の占める割合である。
55は視覚情報、38は声、7が話の内容である。
人事は話の内容ではなく態度等で無意識に評価していることを
自分自身知らない。

だからこそ、就活の面接の場だけ、作った話の内容を伝えることは
あまり役に立たない。
それよりも、いつも人事の人に良い印象をもたれるような自分を
日常的に作ることが大事。(毎日の心がけ)

■⑥大学院生を企業はどう見るか?
理系の専門領域の採用に関しては優遇されるが
他に関しては有利不利はない。

■④夏休みをどうすごすべきか?
これは夏休みに限った話ではない。
こういうことを聞かれたら自分は
「自分の人生の目的に向かってください」という。
つまりひとりひとりがどうしたいか次第で行動は変わる。


人はなりたい自分を描き、そこにいたる努力をする(人生)と
幸せになる。仕事も自分の人生を充実させるものでなければいけない。

だからこそ、まずは自分の人生の目標を描くべき。
そして紙に書く。毎日見て、意識付ける。

1992年 エール大学で行われた調査で
「あなたは自分の目標を神に書き出していますか?」
という質問にYESと応えたのはわずか3%。
残り97%は書き出していなかった。

しかし追跡調査をしてみたところ、社会人になって
このわずか3%の目標を描いていた学生の総収入は
97%の総収入を上回っていた。

これはつまり、目標を描くことがどれだけ人生を
充実させるかに、少なくとも金銭的な見返りにおいて
とても重要だということを示している。

■自己分析について
これが自己分析につながる。
自己分析は過去から自分をひねりだすのではなく
自分は何をしたいか?を調べる作業。

求める自分を描き、そこに至るにはどうするかを考えることが大事。
それを行う上で、日常触れる社会人がどういう思考をしているのか
考えることが大事。

---Q&Aコーナー---
Q.成瀬さんの目標ってなんですか?
A.世界平和。それに対するアプローチが教育。
教育とはポジティブな価値観を与えられる仕事。
でも学校現場じゃなくて、最終的には
サブカルチャーを使って教育的アプローチをしたい。

自分自身、今まで映画、ゲーム、漫画、テレビなど
多くのサブカルチャーから人格形成に大きな影響を与えられてきた。

自分もそういうカルチャー、特に映画を製作したい。

今はそのための人脈や、課題解決能力、マネジメント力を
磨いているが36歳頃から映画製作に携わりたい。

Q.目標が遠いと、モチベーションが下がってしまうのではありませんか?
A.モチベーションを下げないためには、一つ一つの仕事に対する意味づけが大事。
一つ一つの仕事を深く掘り、なぜそれをするのか(目的)、それをすることでどういう状況になるのか(ビジョン)
なぜそういうことがしたいのか(理念)きちんと理解し、意識付けることで
モチベーションは落ちない。

同じレンガを積む作業でも
それがただのレンガ積みなのか
壁作りなのか
教会作りなのか
はてまて、人の心の救済場所作りなのか
という形で認識が違えば、モチベーションは変わってくる。

大切なことは自分自身の意識付け。

以上でセミナー終了。成瀬さんお疲れ様でした。  


2009年07月07日

自己分析その2-mixiを使った特殊ケース

今回は自己分析の記事3つめです。


この記事では、自分の自己分析手法をご紹介したいと思います。
前回の記事ではネット上の簡単な性格検査等をご紹介しました。

人によってはここから自己分析シートなるものを用いて
しこしこ文章に直しながら自己分析されるらしいのですが
自分はお金を使うのが嫌だったのと
キーボードを叩くほうがペンを走らせるより楽だったこと
そしてその他の理由から、なんとmixiで自己分析してました。

その他の理由、というのは私の性格の欠点を直すこと。
正確に言うと、人に自分のことを知られるのが嫌いだったり
人との付き合いに境界線を引きすぎてしまうことを直そうと思いました。

だから、今まで自分があんまりしゃべらなかった子ども時代のことや
日々怒ったり、悲しんだりする理由等を日記に書いてました。
すると周りの人から、あーそういう人なんだ!
とか、ここはこういう風な考え方のほうがいいんじゃない?
みたいなアドバイスをもらいつつ、自分ってこういう人間なんだ
みたいなことが分かりました。

おかげさまで、現在は自分のことをいろんな人に理解してもらうのが
趣味みたいになっていて、このようなブログまで開設させて頂くように
なりました。

また習慣づけて毎日文章を書いていると、面接やES(Entry Sheet)も
すらすら言葉が出てくるので、結構楽になります。

あとは就活で悩んでいることとかも友達に知られるので
ご飯に誘ってもらえたり、情報くれる友達が増えたりする
という思わぬ効用もあります(笑)

自分は、これで自己の内面の文章化(可視化)と検証
を積み重ね、社会人のお友達や面接官にぶつけ
人との交流の数を重ねていくことで実践的に
自己分析していった気がします。

もしこういった実践ばかりの手法に不安を抱く人は
次回以降の自己分析手法を試してみるとよいでしょう。

最後に注意点。
ブログやmixi等で自己分析する方は、会社の選考内容など
企業側に不利になる情報は書かないようにして下さい。
企業側から口をすっぱく言われる事もあると思いますが。
これは就活のマナーであると共に
企業側があなたのブログを見たときに「こいつは信用できない」
と思われることを回避することにもつながります。  


Posted by satoru at 08:00Comments(0)自己分析について

2009年07月06日

自己分析はじめの一歩

今回は就活における自己分析の最初の1歩について


自己分析ってどこから手をつければいいのか分からない。。。
自分もそんな就活生でした。

そしてネットで「自己分析」を検索して見つかった
様々な就活サイトの「自己分析」をやりました。
これが最初の自己分析です。

最初のとっかかりとしては結構便利で簡単なので
ぜひ皆さんもやってみて下さい。

オススメはリクナビ2011の自己分析
マイナビ2011の適職診断
自分は就活をはじめた当時、これでコンサルタントが出たと思います。

あとやっておいて損はないのがエコグラム
自分の性格を5つの軸で分析してくれます。
全体的に数値が高い人はエネルギーに溢れている人です。

ちなみに自分はFree childが一番高くて
Adapted childが少し低い形です。
全体的に数値は高めです。

自分ってこんな人なんだーとまずはちょっと知ってみることが大事。
ぜひお試しあれ。  


Posted by satoru at 22:00Comments(0)自己分析について

2009年07月06日

自己分析とは

こんにちは。
今日は自己分析について語ろうと思います。


就活を始めるとすぐに聞く
「自己分析」「業界分析」
一体なんなんだろう?という人が大半だと思いますが
簡単な話、就活を戦争に見立てるとこの戦を勝ち抜くために
必要な「自分を知ること」と「相手を知ること」に他なりません。
(敵を知り、己を知れば百戦危うからず。)

先述の「私が今の会社を選んだ理由」シリーズしかり
一生働くかもしれない会社を選ぶには
自分がどんな価値観を持っていて
どんな環境で働けると幸せなのか?
それはどうしてなのか?

を知ることが大事です。

これまでも、きっと高校を決めるとき
大学を決めるとき等など大きな選択の機会があり
皆さんあれこれ悩んできたとは思いますが
ある程度、偏差値を軸に決めていたのではないかと思います。

しかし、就職活動には偏差値というものが存在しません。
点数で測りづらい部分を会社側は見ているからです。

例えば会社との相性、価値観、コミュニケーション能力
問題解決能力etc

こういったものはテストで伝えにくいものです。

話す(面接やGDなど)か書く(Entry Sheet)かで伝えなければなりません。
しかし、相手はあなたと初めて出会う人なので
あなたのことを短い時間や紙面で伝えるには
あなたのことをしっかりと分析し、分かりやすい形で
まとめなおすこと
が必要になります。

これが自己分析です。

私は自己分析を、あまり特別な形ではやらなかった
特殊な例ではございますが、これから色々な自己分析の形を紹介
できればと思います。  


Posted by satoru at 16:00Comments(0)自己分析について

2009年07月04日

私が今の会社に決めた理由-その5

私が今の会社に決めた理由、
今日が最後の理由です。


ずばり最後はです。

会社って、やっぱりずっと働く場所なので
どんなに業務内容があっていても
条件が良くても、そこで働く仲間たちと
フィーリングが合っていないと
きっと会社を嫌いになってしまう
と思うのです。

そういった点で、やっぱりが一番大事な理由じゃないかな
と思います。

5大商社を全て受けた自分の中で
最後に選んだ会社は、やっぱり異質でした。

やはり、商社は多くの方が受けるので
選考過程はお話する時間もかなり短く
「聞きたいことを聞くだけ」の流れ作業になりがち。
これは批判しているわけではなく、しょうがないこと
事実として感じることです。

しかし、自分の入った会社は面接を待っている状況でも
様々な配慮をしていたり
面接中も、「どういう人材が欲しいか」という視点ではなく
「あなたは、どういう人間ですか?」というニュアンスの質問が多く
時間をかけて、私という人間を見つめてきてくれた
という感じがしました。

当然、企業側にとって労力はかかる作業ですし
学生たちの自己アピールにうんざりするはずなのに
嫌な顔一つせず、自分を丸ごと見てくれた
という印象でした。

ここの会社だったら、本当に辛い時、忙しいときも
しっかりと自分と向き合ってくれる。

そう信じることが出来たのが、
この会社に納得するための最後のキーだった気がします。

もちろん、これは自分の好きなキャラクターが
そういった方たちだった、ということであって
皆さん全てに共通することではありません。

だから皆さんも、就活を通じて、この人たちと一緒に働きたいな
と思える社会人を見つけて欲しいです。

***
ここまで私が行く会社を決めた理由を長々書いてきましたが
これは1人の就活の例でして皆さん全員に共通するものではありません。

ただ自分の求める会社の条件がどんどん分かれば分かるほど
きっと皆さんが納得できる就活ができると思うので
1つの参考にして、自分たちの会社に求める条件を
見つけてみてはいかがでしょうか?
  


2009年07月03日

私が今の会社に決めた理由-その4

私が今の会社に決めた理由、
いよいよ今回はその4です。


ずばり、待遇です。
いやらしいと思う方もいるかもしれませんが
これも結構切実な理由です。

まず給与。
これからの日本社会は不透明ですので
やはり自分と家族を守るだけの給料を勝ち取らねばなりません
これは一家の稼ぎ手としての義務といえます。
そういった意味で倒産の可能性が極めて低く
安心できるだけの給料がもらえる
、という点を考慮にいれたかった
ということが挙げられます。

更に私は強欲でして、自分たちが食うだけでは飽き足らず
将来的にお金を貯めて社会貢献に投資したいという
夢を持ち合わせていて(家族にとっては迷惑な話かもしれませんが)
家族が納得する給料+社会貢献のための積み立てができる金額を
もらいたい、と思いました。具体的には年収1,000万円Overです。

潰れない、という意味では選んだ会社は
株式会社として最も長い歴史を刻んでいる会社という点
世間的にも一流企業である点
人が資本の企業である点
多数の子会社を持つ点

など安定感がとてもありました。

更に大手としては大事な
部署を移動するための制度が存在することも魅力です。
常に好奇心を持つ人材が更に違うポストにチャレンジできる環境が
存在することで、次のステップを視野に入れて
仕事をすることがしやすいと思います。

また、こういった待遇が充実している会社には
優秀な人材が入ってくる確率が高いため
成長意欲や能力の高い社員に囲まれ
刺激を受けながら、切磋琢磨できる環境
が担保されている
という点も挙げられます。

高給取りや優秀な人材に囲まれた環境を目指すなら起業もあるのでは?
という視点もありますが、そういった企業の選考を受けている中で
自分には起業意識はあっても、何も後ろ盾のないところから
超高リスク(給料なし等)でも挑戦できる!という勇気がなかったという点も挙げられます。
常に高い確率で成功する、リスクの少ない状況下に持っていって
そこで挑戦する(企業の中で
)のが自分にあったスタイルだと思いました。

以上の待遇という観点から、自分は今の会社に魅力を感じました。