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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2009年07月02日

私が今の会社に決めた理由-その1

今回の記事は私が今の会社に決めた理由です。
私は最終的に会社選びの軸として5つのものを持っていました。
今回はその1を話します。


その1
自分のやりたい仕事かどうか?
私がやりたいことは、人が良い方向に変わることをお手伝いすること
つまり人が成長する、元気になる、幸せになる。ことを支援すること。

それを実現するために私が興味あるフィールドは3つでした。
人(個人)、団体(会社)、街
1対1で人を変えていく。それが人材業界や教育業界
団体を変え、そこにいる人の意識を変える。これがコンサルティングや事業投資(商社)
街を変える。そしてそこに住まう人を幸せにする。これがデベロッパーや政治家
こんな風に業界を切ります。

次に考えたのは自分はどこに一番興味がある?か。
突き詰めたら、それが団体でした。

ではなぜ?団体なのでしょうか?
それは、自分がこれまで様々な団体の変革に関わってきて(大学時代)、
そこで活躍する人の変化を目の当たりにしたから
だと思います。

ではなぜ、団体の変革に関わりたかった?のでしょう?
自分はこれまで(高校まで)所属した団体に常に問題意識を抱えていたから
だと思っています。

それはどんな団体かというと・・・
それは家族という集団であったり
友達・部活という集団であったり
学校という集団であったり
街であったり
日本であったりしました。

自分は常に誰かと比べられる人生を送ってきました。
何かを成さねば褒められない。
何かをなしても褒める間もなく、次の目標値が用意される。

自分はもともと大きなことを空想する子どもでした。
しかし、周りには理解されず。
というか理解してもらおうという気が無かったですね。

生意気でした。
だから、よくいじめられました。

周りを見渡しても、尊敬できる大人はいませんでした。
テレビをつけても。
それどころか、毎日嫌なニュースばかりでした。

そんな環境で育った私は。

社会が糞だと思ってました。

でも逆にいつか、自分みたいな人間も心地よく住める世界が来たらいいな
とも思いました。

頑張れば褒められる。

夢を語ったら支えられる。

ちょっと生意気でも、言ってることが正しければ認められる。

子どもの周りに尊敬する大人と明るいニュースが溢れている。

そんな世界がくればいいなって思いました。

だから回りの環境を変えることに対してモチベーションがあるのだと思います。

もう一点つけくわえるなら
そういう環境に自分自身もなりたいなって思いました。
誰かが頑張ってたら褒める人に。
誰かが夢を語ったら支える人に。
生意気な友達・後輩を叩くんじゃなく、伸ばす友達・先輩に。
子どもに尊敬される大人に。
子どもたちが夢を持てるニュースを提供できる大人に。
自分がなりたいって思いました。

そうしたら、自分みたいに
社会なんて糞だ
なんて思う子どもはずっと減るんじゃないかな
そう思いました。

だから自分は色んな人が所属する団体(会社)を変えて、そこで活動する
色んな人がHappyになって、それがどんどんつながって大きくなったらいいな
って、思いました。

それが、自分の「団体を変える」という仕事に対するモチベーションの
源泉やと今は思ってます。

そしてこれが、会社を選ぶ一つの軸になったな
って自分は確信してます。  


2009年07月02日

私が今の会社に決めた理由-その2

私が今の会社にした理由・・・
今日はその2を話します。


具体的には、「団体を変え、そこにいる人の意識を変える」仕事には
色々な切り口があるのに、なぜ商社?
という点。

自分なりに各業界を回って感じた(あくまで個人的に)業界イメージ
や自身の適性・考えとの差がそこにはありました。

最初に回った戦略コンサルティングファームのイメージ
強み:ロジカルシンキング+客観性
弱み:頭でっかちになりがち+最終的には他人様

ITコンサルティングファーム
強み:具体的なシステムの形でサポート
考えとの差:会社に本当に必要なサービスはITか?

人材コンサルティング
強み:人の変革に携わる、働くことで人としての魅力が強くなる
考えとの差:人が最も大事なことは変わらないけど、その為には人材に対するフォーカスだけで良いのか?

金融
強み:資本という団体にとって最も重要なものの1つをサポート
考えとの差:お金だけが本当に必要なこと?


自分は何か1つにフォーカスするより、「常に色々なことをしているほうが好き」で
相手にとって本当に必要なことを「何でも」提供できる人が理想だったので
上記の業界は少し自分の興味や行動力に制限をかけてしまうんじゃないかなぁ
と思いました。(もちろん各業界が主軸とする業務以外も少しずつ手がけているのは
重々承知です。)

それに対して商社は「何でもやる。とにかくやる。」という姿勢で
業務内容の一部を占める「事業投資」は人・モノ・金・情報・販路・戦略
全てを注ぎ込む形である点から
企業にとって、その時その時必要なことをトータルでサポートできるのではないかな
と思いましたし、自分の強みである行動力を最大限活かせる職場ではないかと思いました。

主軸の業務であるTradingに関しても、もともと大学で
コーディネート(間つなぎ)の課外活動を展開してきた自分にとって
とても馴染み深いものであり、「人と人との想いをつなぐ」
ことに対してモチベーションがありました。

あと立ち位置の問題も商社に決めた理由です。
就活中に出会った一部の社会人はコンサルティングを信用せず
その理由として「最終的に責任を負う立場でないから」ということを挙げました。
※その分、コンサルティングは信用を勝ち取るために最大限の
努力をしていることは述べておきます。

商社は既に会社に投資し、自身の責任の範囲で変えなくてはいけない状況になります。
責任を大きく持つことになる。だからこそ、変えなきゃいけない。
その気持ちを持てる職場だと思いました。

そして最後に日本の企業スタイル・文化の問題。
欧米では、コンサルティングが経営において大きな役割を果たしてきました。
それは、欧米が「誰がいったかではなく、何を言ったか」が大きな役割をしめる
文化であるからだと思います。
日本文化は「誰がいったか」がそれより大きく役割を占める文化だと思っています。
だからこそ、「人とのつながり」をぐいぐい作ってやりたいことを実現していく
スタイルの方が団体を変えられるのではないかな、と思いました。

商社はTradingに端を発し、もともと飲みニケーションが発達した業界です。
だからこそ、会社の中に入って、ぐいぐいつながりを作って
ぐおっと変えていく。これって自分が求めているスタイルじゃないか
と思いました。

まとめると・・・
提供できる価値の幅が広い
人とのつながりが強い
責任が重い
団体を変える力が強い
と個人的に感じたから
私は商社に決めました。

「個人的に」と書いたのは、これは自分の経験から
という意味だからです。上記の業界分析が正解かどうかは分からないのです。
それぞれの業界にはそれぞれの強みがあり
就活生では分からない仕事があり
それぞれの業界も成長していることを考えると
結局は就活生は完全に正しい情報など持ちえることはなく
完全に正しい判断はできません
というか完全な判断というのは世の中に無いと思いますが。。。

そう考えると、就活には「正解」はなく
自分の経験・考えから「納得」しかないのだ
と思います。
そして自分はこの考えから商社に納得しました。  


2009年07月02日

私が今の会社に決めた理由-その3

私が今の会社に決めた理由・・・
今回はその3です。


業務内容が合っていた
これが3つめの理由です。

業界の中で会社を選ぶ際に重要なのは
その会社が何に強くて何に弱いのか。
そしてどんな人がいるのか?

だと思います。

私が大学時代に勉強したり。活動してきたことの属性は
◎大学はじめ
生物学、福祉
◎大学中盤
生物学、マネージメント、心理、芸術
◎後半
医学、経営、社会、経済、スポーツ、まちづくり
◎大学院
医学、経営、政治、スポーツ、まちづくり
みたいな感じでした。

自分は既に学んでいる知識から少しずつ軸足をずらして
範囲を広げてきた
(生物→医学、福祉→マネージメント→経営)感があり、
そういった意味で次は医学と経営を軸足に動かせるといいな
と思っていました。

総合商社の中でも医療業界に力を入れているのは
1社だけでしたので、ここで勉強して
次のフィールドを開拓していく形が一番良いかなと思いました。

また、大学時代と比べて社会は結構厳しいので、大学でちょいちょい仕事が出来ても
自分の知識や経験を活かすことがある程度できないと
社会ではまったく歯が立たないことが多い、ということから
リスクマネジメント的な要素もあります。

将来的に見ても、新たな分野を開拓していくための部署もあるので
自分の好奇心や行動力を後々活かしやすい環境もあります。

また、社会に対する影響力という点もあります。
この会社は外国の国を挙げての開発に多く関わっており
社会的なインフラを整備することも多く行っています。
ボランティア活動をしていた自分としては、こういった
規模の大きな社会貢献に関われる業務という点も大きな魅力です。

これが業務内容といった意味での会社選びの理由です。  


2009年07月03日

私が今の会社に決めた理由-その4

私が今の会社に決めた理由、
いよいよ今回はその4です。


ずばり、待遇です。
いやらしいと思う方もいるかもしれませんが
これも結構切実な理由です。

まず給与。
これからの日本社会は不透明ですので
やはり自分と家族を守るだけの給料を勝ち取らねばなりません
これは一家の稼ぎ手としての義務といえます。
そういった意味で倒産の可能性が極めて低く
安心できるだけの給料がもらえる
、という点を考慮にいれたかった
ということが挙げられます。

更に私は強欲でして、自分たちが食うだけでは飽き足らず
将来的にお金を貯めて社会貢献に投資したいという
夢を持ち合わせていて(家族にとっては迷惑な話かもしれませんが)
家族が納得する給料+社会貢献のための積み立てができる金額を
もらいたい、と思いました。具体的には年収1,000万円Overです。

潰れない、という意味では選んだ会社は
株式会社として最も長い歴史を刻んでいる会社という点
世間的にも一流企業である点
人が資本の企業である点
多数の子会社を持つ点

など安定感がとてもありました。

更に大手としては大事な
部署を移動するための制度が存在することも魅力です。
常に好奇心を持つ人材が更に違うポストにチャレンジできる環境が
存在することで、次のステップを視野に入れて
仕事をすることがしやすいと思います。

また、こういった待遇が充実している会社には
優秀な人材が入ってくる確率が高いため
成長意欲や能力の高い社員に囲まれ
刺激を受けながら、切磋琢磨できる環境
が担保されている
という点も挙げられます。

高給取りや優秀な人材に囲まれた環境を目指すなら起業もあるのでは?
という視点もありますが、そういった企業の選考を受けている中で
自分には起業意識はあっても、何も後ろ盾のないところから
超高リスク(給料なし等)でも挑戦できる!という勇気がなかったという点も挙げられます。
常に高い確率で成功する、リスクの少ない状況下に持っていって
そこで挑戦する(企業の中で
)のが自分にあったスタイルだと思いました。

以上の待遇という観点から、自分は今の会社に魅力を感じました。  


2009年07月04日

私が今の会社に決めた理由-その5

私が今の会社に決めた理由、
今日が最後の理由です。


ずばり最後はです。

会社って、やっぱりずっと働く場所なので
どんなに業務内容があっていても
条件が良くても、そこで働く仲間たちと
フィーリングが合っていないと
きっと会社を嫌いになってしまう
と思うのです。

そういった点で、やっぱりが一番大事な理由じゃないかな
と思います。

5大商社を全て受けた自分の中で
最後に選んだ会社は、やっぱり異質でした。

やはり、商社は多くの方が受けるので
選考過程はお話する時間もかなり短く
「聞きたいことを聞くだけ」の流れ作業になりがち。
これは批判しているわけではなく、しょうがないこと
事実として感じることです。

しかし、自分の入った会社は面接を待っている状況でも
様々な配慮をしていたり
面接中も、「どういう人材が欲しいか」という視点ではなく
「あなたは、どういう人間ですか?」というニュアンスの質問が多く
時間をかけて、私という人間を見つめてきてくれた
という感じがしました。

当然、企業側にとって労力はかかる作業ですし
学生たちの自己アピールにうんざりするはずなのに
嫌な顔一つせず、自分を丸ごと見てくれた
という印象でした。

ここの会社だったら、本当に辛い時、忙しいときも
しっかりと自分と向き合ってくれる。

そう信じることが出来たのが、
この会社に納得するための最後のキーだった気がします。

もちろん、これは自分の好きなキャラクターが
そういった方たちだった、ということであって
皆さん全てに共通することではありません。

だから皆さんも、就活を通じて、この人たちと一緒に働きたいな
と思える社会人を見つけて欲しいです。

***
ここまで私が行く会社を決めた理由を長々書いてきましたが
これは1人の就活の例でして皆さん全員に共通するものではありません。

ただ自分の求める会社の条件がどんどん分かれば分かるほど
きっと皆さんが納得できる就活ができると思うので
1つの参考にして、自分たちの会社に求める条件を
見つけてみてはいかがでしょうか?